子育てを念頭に置いたプランニングは、家づくりの一大テーマです。
子どもとの時間を楽しむプランや家事の時短が図れる動線プラン、フレキシブルな間取り設計や家族の気配が感じられる空間づくりなど、子育て世代必見の施工例をご紹介します。
目次
子育て世代の理想の家づくりを進めるには、まずはパートナー選びが重要です。たくさんある工務店や住宅メーカーから、家族のニーズに合ったプランニングを進めてくれるところを見極めていくことになります。
工務店や住宅メーカーは、各社プランの強みや得意とするところ、デザインなどが異なります。工務店や住宅メーカーを選ぶ際は次のようなポイントを意識してみましょう。
工務店や住宅メーカーが提供するプランやデザインが自分たちの子育てに適しているかどうかを確認します。子どもの人数に応じた部屋数や遊び場、学習スペース、自転車置き場が快適に配置されているか、施工実績や過去のプラン例などがあれば参考にしましょう。子どもの成長過程とともに可変する間取りや、将来設計を考慮したプランもおすすめです。一口にプランといっても、各社それぞれに得意とするところが異なります。施工実績を複数検討することで、その会社の個性や強みがわかりますので、できるだけ多くの実績を確認するのがよいでしょう。
子どもの安全を考慮した設計や施工が行われているかどうかを確認しましょう。耐久性のある素材や製法なのか、自然素材はどのくらい取り入れることができるかなど、家庭の希望に合わせて確認します。耐震等級等で馴染みのある住宅性能表示を参考にするのもよいでしょう。その他にも、長期優良住宅認定制度や低炭素建築物認定制度など、住宅の性能評価には様々な指標があります。制度によっては補助金をもらうことができたり、税金面で優遇措置があります。
工務店や住宅メーカーによっては、子ども向けのオプションやサポートを提供しているところがあります。例えば、子ども部屋のインテリア提案や遊び場のアイデア提供、子育て支援イベントなどがあります。
インターネット上や地域の情報誌などには、同じような子育て世代の口コミや評判が掲載されています。家づくりの実際の体験談を知ることができますし、アフターケアや事前相談時の評価まで書かれているケースもあります。口コミがまとまった数あるようであれば、より信ぴょう性が高く、有益な情報源となります。
検討中の工務店や住宅メーカーがあれば、その会社の見学会や相談会にはぜひ参加しましょう。できれば家族全員で行き、子どもたちの反応も見ながら検討するとよいです。担当者の話し方や説明内容のわかりやすさ、相談のしやすさなど、この先長く付き合っていく中では重要なポイントになります。さらに各社のイベントではその会社“全体の雰囲気”が感じとれる場合もあります。合わせて家づくりを任せる信頼できる会社かどうかも確認しましょう。
事前に家づくりの予算を決めていたとしても、結果的に予算をオーバーしてしまうことはあります。ただし、工務店や住宅メーカーの提案がはじめから予算オーバーという状態では先行きが心配です。住宅ローンの利用も含めて、提案前でも予算に余裕をもってプランニングできる会社かどうか、提案後でも予算に応じてフレキシブルに修正してくれるのか、契約条件やアフターサービスについてもしっかりと理解し、納得のいく契約を結びましょう。
次に、家づくりのパートナー選びを経て、念願のマイホームを手に入れたご家族を紹介します。子育て世代必見の施工例をご覧いただきましょう。各社各様に工夫と個性のある素敵なプランです。みなさんの家づくりにもぜひ参考にしてください。
家族が増え、住まいが手狭になり新たに「木の家」を求めたご家族のケースです。「庭で子どもを遊ばせてあげたい」と、自然を身近に感じる家をプランニング。耐久性やコストを考慮しつつ、天然の上質素材を豊富に使って、木の香りが漂う家が完成しました。リビングや土間に設けられた大きな窓からは、屋外の景色が美しく映えます。外とのつながりを演出した空間は心地よい開放感があります。また、家事動線も工夫され、間仕切り壁を設けないフリースペースを設置するなど、子どもの成長過程に合わせて使い勝手のよい寛ぎの場になりました。 この実例をみる
健康に優しい「無添加住宅」を手に入れたご家族のケースです。漆喰や無垢材など自然素材に包まれた家をプランニング。こだわりは、フロアに段差を付けて空間を仕切る仕上がりです。建具や壁を設けず、小上がり畳コーナーやダウンリビングなどで空間を分けることで、家全体が広々と感じられます。玄関から洗面所、LDK、パントリーへとそれぞれ回遊できる生活動線で、家事負担の軽減ができました。さらに、子どもの独立後を見据えた“ワンフロアで生活が完結できる家”を実現、1階と2階の間取りの工夫は必見です。 この実例をみる
SNSで見たBinO播磨の家に興味を持ち、完成見学会に参加して衝撃とともに家づくりをスタートさせたご家族のケースです。多様なカスタマイズができる規格型住宅で、家族の意向を十分に反映したマイホームが完成しました。家の中心「1.5階」にLDK、２階にはフリースペースを配置したスキップフロアの住まいは、家族がどこにいても気配を感じることができる安心の寛ぎ空間に。勾配天井のデザインによって、視線いっぱいに無垢材が広がり、木に包まれたような癒しの空間が実現しました。 この実例をみる
建物の安全性や快適な暮らしを重視して家づくりを始めたご家族のケースです。高い耐震性による構造で、家族が守られている安心感はこの上ありません。さらに、自由度の高い設計ができたことにより、ご家族の理想とする開放的な室内空間を手に入れることができました。厳選した断熱材やガラス材などを採用したことにより、真冬でもエアコン1台で快適に生活できるレベルに。アレルギーを起こしにくい自然素材も多用し、子どもが安全に、安心して暮らすことができる環境が整っています。 この実例をみる
「子どもにたくさん外遊びをさせたい」とプランニングされたご家族のケースです。大きな窓から取り込まれた光は、家の中全体を明るく照らします。庭と室内がひと続きのように見えるため、解放感あふれる空間で気持ちもリラックス。室内からは庭が見渡せるので、遊んでいる子どもの見守りもできます。奥行のある室内は、子育て中の負担を軽減するために家事の動線がスムーズに設計され、お手入れも楽々、時短につながります。使用する素材とその使い方を工夫することで意匠性も高いデザインとなっています。 この実例をみる
子どもの成長に合わせて部屋のレイアウトや模様替えができる家づくりをされたご家族のケースです。子どもが小さいうちは安全面を優先に、ある程度大きくなったら個人のプライバシーを守れるような空間も、さらに夫婦だけになったときの生活を考えて、レイアウトや模様替えを楽しむことができる家になっています。随所に散りばめられたこだわりには家づくりのヒントがたくさん！いわば子どもと一緒に成長する住空間としてマイホームをプランニングされました。 この実例をみる
子どもにたくさん遊んでほしいと家づくりをされたご家族のケースです。子どもが安心して遊べる空間を優先して、子ども目線での動線も採用。さらに、家族も自分時間を充実させることができるプランになっています。空間にゆとりをもった設計で、解放感がありつつ遊びの要素もとりいれた、楽しいマイホーム。自宅で過ごす時間もワクワクになる、子どもにとっては最高の遊べる家となりました。 この実例をみる
いかがでしたか？
家づくりは家族の未来につながる大きな投資です。家庭のニーズを把握し、そのニーズをしっかり反映してくれる工務店・住宅メーカー選びが大事です。予算や希望条件を考慮した上で、家族全員が安心して幸せに暮らせるマイホームを実現できるようプランニングしましょう。
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