外観デザインを考える時のポイントは?4つのポイント・注意点!【はりまの家】|【はりまの家】

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外観デザインを考える時のポイントは?4つのポイント・注意点!【はりまの家BOOK編集長コラム】

はりまの家編集部
2023.03.28

『32坪/行きどまらない家事動線がうれしい◎ シンプルモダンなお家』有限会社 ひまわり工房

住まいの〝顔〟ともいえる外観。
そのデザインは、室内デザインや間取りと同様にイメージどおりの住まいづくりに欠かせない大切なテーマです。

自分にとっての素敵な外観とは…?
一生付き合っていく住まいだからこそ、色や形、素材のほか、メンテナンス性など、失敗しないための外観づくりのポイントを抑えておきましょう。

目次

  1. イメージづくりにかかせない「外壁素材」
  2. 住まいの印象に直結する建物の「カタチ」
  3. 建物の「色」や 「窓・ドア」のデザインも大切な要素
  4. イメージアップに欠かせない「外構計画」
  5. まとめ

イメージづくりにかかせない「外壁素材」

『愉しむ家』株式会社ACE FORM

外壁材の素材感やメンテナンス性も必ずチェックを…

外観の印象を左右する要素、まずは外壁に用いる「素材」です。
施工性も高く比較的安価なこともあって、現在の主流になっているのが「サイディング」。石調やレンガ調のほか、さまざまな色合いやテクスチャーが揃う窯業系サイディングをはじめ、クールな意匠が人気のガルバリウム鋼板に代表される金属系サイディングや、木質系、樹脂系など、性能やデザインが豊富でどんなスタイルでも採用できるのが魅力です。

素材が持つ風合いや仕上げ方によって多彩な表情が生み出せる「塗り壁」は、自然志向の住まいで特に人気が高いスタイル。自然素材の「漆喰」や「そとん壁」のほか、樹脂系のベルアートやジョリパットなど、コストや機能性を踏まえた選択もできます。

ほかにも、木の温もりをストレートに表現する「板張り」や、陽ざしや風雨などへの耐性が高くキズや汚れにも強い「タイル」張り、独特の情緒や風格を醸し出す「レンガ」の外壁など、用いる素材によって雰囲気がガラッと変わるもの。
それぞれのメンテナンス事情などもチェックしながら選ぶようにしましょう。

住まいの印象に直結する建物の「カタチ」

『美容院×スキップフロアの家』Bino播磨(株式会社中塚組)

建物そのものの形状から屋根形状など、外観スタイルは様々

つづいては建物の「カタチ」。
さまざまな建築スタイルで用いられるようになった「スクエアフォルム」は、洗練された印象を与えるだけでなく建築コストの削減にも効果的です。

フォルムにアクセントを加える「片流れの屋根」は、最近の人気ランキングでも上位に。このフォルムもさまざまなスタイルで採用され、矩形の建物と片流れの組み合わせや、L型などの建物デザインに合わせた片流れなど、スタイリングも自在です。
また、ファサードに向かって勾配をつけた片流れの屋根は、平屋のように見えることからも人気を集めています。

屋根形状で言えば、切妻屋根に段差をつけたアシンメトリーなフォルムが印象的な「差し掛け屋根」や、屋根面の一方が長く一方が短い「招き屋根」など、屋根形状を外観のアクセントとしたデザインも多く見受けられます。

こだわりのデザインでライフスタイルを表現するか、コストも考慮して無駄のない矩形フォルムを選ぶか。
間取りやコストとのバランスをとりながらも“自分らしさ”を表現し、いつまでも飽きることなく、それでいて個性が伝わるような、そんな外観フォルムを目指しましょう。

建物の「色」や 「窓・ドア」のデザインも大切な要素

『アイランドキッチンと回遊動線のある光いっぱいのお家』タツケンホーム㈱龍野実業建築家

色と窓・ドアは、イメージを高めるアクセント!

カタチ」に加えて、建物の「色」もまた家のイメージを大きく左右するもの。
同じ形でも、色が違うだけで、家は全く違った印象になるはずです。基本的には好みの色を選ぶことになると思いますが、白やベージュといった明るい色使いでは温かみのある雰囲気に、黒やグレーなどを使用すると、モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出できます。
また、2種類のカラーを組み合わせたり、印象的なアクセントカラーを配置したりと、オリジナリティを高めるのにも効果的です。ただ、建物が街並みに馴染まないようでは、街の景観にもダメージを与えることになり、建物自身も奇抜なだけで終わってしまう場合もありますので、色を選ぶ際は周囲との調和も念頭におくようにしましょう。

また「窓やドア」も大切な要素。窓のカタチや大きさ、レイアウトは、外観デザイン上の大きなアクセントになりうるものですし、玄関ドアは居住空間につながるものとして、住まいのテイストに合せて素材や色合い、デザインを選ぶものですが、やはり外観上でもアクセントとして活用したいアイテムの一つになります。

イメージアップに欠かせない「外構計画」

『平屋で広々リビングにオリジナル建具がいっぱい!自然素材を使ったオウチ』SUMU STYLE(スムスタイル)

殺風景なアプローチやお庭では素敵度が半減…?

予算の関係もあって、後まわしにされることも多い外構工事やエクステリアですが、住まいの印象を決めるのは外観デザインだけではなく、建物の周囲を彩る外構・エクステリアもまた大切な要素。
建物と一体となってライフスタイルを現すような、おしゃれなアプローチやエクステリアが暮らしのグレードアップにもつながります。

また、ファサード全体をコーディネートすれば、住まいの印象を一層高める効果も。
門柱・門扉やフェンス、カーポートをはじめ、メールボックスや表札、さらには、道路に面したパブリックな庭となるフロントガーデンや、足元を照らすだけでなく夜の表情を豊かにする照明計画など、外構にまでこだわって素敵な外観を目指しましょう。

まとめ

住まいは20年、30年と愛着を持って長く住んでいくもの。トレンドに捉われすぎることなく、自らの嗜好に合ったスタイルを選びましょう。
自分が落ち着いて寛げる住まいとはどんな住まいなのか、自分自身を見つめ直すことも大切です。「トレンドだからこの外観」ではなく、「自分が好きだからこのスタイル」を目指してほしいものです。

外観デザインを決めるうえで、間取りや意匠のイメージづくりと同じように、WEBサイトやSNSのビジュアルは参考になるはずですが、素材感だけは画像では分からないもの。
工務店の施工例見学に参加してみたり、サンプルから選ぶ場合はできるだけ大きめのサンプルで確認したりして、イメージをつかんでください。

外観の施工例を見る

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