「できるだけうすく」という要望を叶えた外観。シンプル形状でも存在感は十分。
本格的な欄間はご主人のこだわり。その右手には、大黒柱がシンボリックに…。
フロアを一望できるアイランドキッチンを採用。床は無垢杉、キッチン天井も板張りで「木の家」を実現。
幅広の洗面台は忙しい朝にも重宝。奥は家族ごとにブースを設けたウォークインクローゼット。
3分割できる子供部屋には可動棚とカウンターを造作。左手の壁はDIYに最適なOSBボード張りで、強度を保ちながらおしゃれ度もアップ。
シューズクロークを備えた玄関。床はヒノキを採用し、磨き丸太をアクセントに。
和室を住まいの中心に据え、周囲を回遊できる間取りを描きましたが、Nさん邸の特徴は何といっても、将来3つに分割できる子供部屋。現在は間仕切りがなくご家族みんなの寝室、お子さんが大きくなれば3部屋に分けてご夫婦は和室を寝室に、お子さんの独立後は里帰りに備えたゲストルームに…と、ライフステージに合わせた変化を想定しました。また、何をどこに片づけるかも事前に打ち合わせし、収納の確保やコンセントの配置に反映しました。
参考価格:2,600万円(税込)
施工会社:ハヤシ工務店
プラン期間:6ヶ月
施工期間:5ヶ月
敷地面積:-
延床面積:106.26㎡(32.14坪)
「住まい手が豊かさを感じる家」を目指し、〝地産地消の家〟に取り組んでいます。県内各地から供給される木材を構造材だけでなく仕上げ材にもふんだんに採用し、樹齢50年を超える力強い大黒柱を現すなど、木材の温もりが伝わる豊かな空間造りが評価を集めています。地域型住宅ブランド化事業『ちょうの家』に取り組むほか、家造り関連に地産の食や地元作家のクラフト作品も加えた『〝良(い)い・食・住〟暮らしづくり』も毎年開催。地産地消への思いは、暮らし全般に広がっています。また、吹付発泡断熱の『アイシネン』や『ジェイベック』を採用して〝高気密・高断熱+計画換気〟にも注力。快適な住環境造りに力を入れています。