間取りづくりStep.1!LDK編━自分たちにとって居心地のいいLDKとは?【はりまの家BOOK編集長コラム】|【はりまの家】

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間取りづくりStep.1!LDK編━自分たちにとって居心地のいいLDKとは?【はりまの家BOOK編集長コラム】

はりまの家編集部
2022.08.09

家づくりで最も楽しいプロセスと言えるのが「間取りづくり」。
一方で、一度出来上がってしまうと何十年も付き合っていくことになる間取りは、暮らしそのものにまで多大な影響を与える重要事項であり、最も悩むポイントでもあるでしょう。

間取りづくりで失敗&後悔しないために、しっかりとポイントを抑えながら要望をまとめていくようにしましょう。

理想の間取りを描くには、広さも大切!
実際に室内を“体感”して確認を

さまざまなこだわりポイントがある間取りづくりの中でも優先順位が高いのは、やはり『LDK』。家族が寛ぎの時間を過ごす場所であり生活の中心となる空間です。

「明るくて居心地のいいLDK」を求めて採光や通風に気を配り、吹き抜けや大きな窓を設けて開放感を演出するほか、リビング階段や対面キッチン、生活動線や家事動線、家族同士のつながりや距離感など、リクエストもバラエティに富み、自分らしさを追求するのが昨今の家づくりの特長ですが、ここで気をつけたいのが広さや居心地の感じ方は人それぞれに違うということ。

室内の広さやレイアウトは誰にとっても、図面だけでは分かりにくいはずで、そこでオススメしたいのが、モデルハウスや完成見学会などを実際に目で見て“体感する”ことです。
たとえば、20帖という面積がどのくらいの広さに感じるかや、その空間に家具を配置した時の広さ、吹き抜けや窓の大きさによる開放感の感じ方のほか、縦長やL型といったレイアウトがもたらす感じ方の違いなど、間取りづくりには体感してみないと分からないポイントがたくさんあります。

施工例を体感してみることは、色合いや素材感を肌で感じられ好きなデザインイメージに出会える機会であるだけでなく、家具の大きさも参考になるはず。
家族にとっての理想の広さや本当に自分たちに合った間取りをしっかりと見つけるためにも、是非体感してみて下さい。

デザイン性も機能性も進化の一途をたどる
キッチンが間取りづくりの主役に!

時代と共に変化を遂げる家づくりですが、間取りの中でも大きな進化を見せているのがキッチンプランです。
「料理を楽しむ」、「家族との会話を楽しむ」、「住まいに合ったデザイン」、「使い勝手のいい収納」といった、奥さまたちのこだわりを明確に現すなど、暮らしの中での位置付けには明らかな変化が。キッチンはもう、料理をするだけの場所ではなく、生活空間のひとつとして、暮らしの質を高める空間として、ライフスタイルや個性を表現する場になっています。

最近の取材では、開放感や家族とのつながりを重視したオープン型のキッチンが数多く見受けられますが、しかし、〝流行り〟というだけで採用してしまっては、あとで後悔することにもなりかねません。理想のキッチンを実現するためには、基本となるキッチンスタイルやレイアウトそれぞれのメリット・デメリットを抑えたうえで、ご自身に合ったキッチンスタイルを選ぶことが大切です。

例えば、キッチンとダイニング、リビングに仕切りを作らず、一体空間としたオープンタイプでは、作業動線が比較的短くできて配膳や片付けもしやすいほか、部屋全体が見渡せることから、調理中でも家族や来訪者との会話が楽しめ、小さなお子さんに目が届くプランも可能になる一方で、キッチン回りはすべて見えることになるので、収納の仕方には工夫やアイデアが必要になり、コンロやIHクッキングヒーターの前にも仕切り壁を設けない場合は、調理中の臭いや煙が気になるというケースもあります。
また、ダイニングやリビングから完全に独立させたキッチンスタイルでは、壁面が多いので収納も多く取ることができ、臭いや煙も広がらないので、どんな料理でも安心。リビング側でも一切の生活感を出さない空間づくりが可能になりますが、反面、調理中は孤立した空間に居ることになり、コミュニケーションの問題やダイニングへの動線が長くなるといったことも考えられます。

要は、あなたが大切にしたいものは何なのか。ご自身の生活スタイルや理想に合わせたキッチン選びを心掛けてください。

LDKからつながる居場所やアウトリビング
+αの空間が暮らしを豊かに!

LDKから“つながる”プラスαの空間を設けるのも、昨今の家づくりの特徴と言えるでしょう。
リビングつづきの和室は、子供の遊び場から客間、将来の主寝室まで多機能に活用できる空間として根強い人気を集めていますし、スタディーコーナーや書斎スペースをLDKに設ければ、居場所となって家族同士の自然なつながりが生まれます。キッチンも前述したとおり、家族が集まって一緒に料理をしたり、会話を楽しむ場として活用されるようになってきました。

また、日常な中でアウトドア感覚を味わえる「アウトリビング」も人気に。庭と一体となったウッドデッキや長く伸ばした軒下に広がる半屋外のようなテラスなど、開放感にひたれる空間をリビングからつづけることで暮らしに変化をつけ豊かさをプラスするプランです。

まとめ

予算や敷地条件、理想とするライフスタイルやこだわりの実現など、間取りづくりのプロセスではたくさんの要素が絡み合い、完璧なプランを描くことは難しいのが現実です。しかし、その条件の中でも最善と思えるプランを描いておかないとあとで後悔することに。

では、そうならないためには、どう決めていけばいいのか?!
まずは自分自身や家族が理想とする生活スタイルを明確にしておくこと。日々の生活をどのように送っていきたいのか、どのような価値観を大切にした間取りを目指したいのかなど、家族で事前に話し合っておくことが大切です。

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